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【 ロープは海上で大切な道具 】
ロープは船を桟橋や杭にとめるために大切な道具です。
ロープワークではロープが「解けにくく、解きやすい」昔からの結び方を学びます。

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【 海上での共通語を学ぶ 】
海上では、遠く離れた所にいる人に大切なことがらを正確に、
そして素早く伝えるために、2本の手旗を規則正しく動かして文字を描く手旗信号が使われます。
海洋少年団員は手旗信号が不自由なく使えるように、入団と同時に訓練を行います。

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【 全国大会の代表を目指して猛練習 】
海に生きる人間にとって、泳ぐということは大切なことです。
したがって、海洋少年団の合言葉は「団員皆泳」。
しかし、誰でも最初から上手に泳げるというわけではありません。
泳げない子はまずプールで水泳の基本であるバタ足から覚え、
泳げるように努力を積み重ねることを教えます。
25M、100Mをそれぞれ泳ぎきった者に認定証を与える泳力認定を行っていますが、全国大会の水泳競技の代表選手に選ばれることも大きな目標となります。

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【 体験航海は最大の楽しみ 】
団員が一番楽しみにしているのが、実際に船に乗って、実地訓練をする体験航海です。
海上保安庁の巡視船などに乗せてもらい、青い海原を航海しながら、
船の操縦、航海計器類の見方や取り扱い、船の位置の測定、海の深さの測り方、
無線通信、旗りゅう信号等、色々なことを学びます。

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【 カッターはチームワークが大切 】
海洋少年団のために特別に作られた6m型カッターを全員が力を合わせて漕いだり、風や波を利用して帆走する訓練をします。艇長の指揮に従って、全員が力を合わせて漕ぐと、カッターは洋上をすべるように進んでいきます。
ところが、ひとりでも歩調が合わないと容易に進んでくれません。
つまり、一糸乱れぬチームワークが要求されるのです。疲れたからといって、
自分が手を休めれば全体に迷惑がかかります。時には多少のつらさを乗り切る力も必要となるでしょう。
そのつらさを全員で乗り越えたあとの充実感は格別で、団結心も高まります。
このような団体訓練の中から、ひとりの人間としての自覚を養っていきます。

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【 社会の一員として必要な奉仕をする 】
海洋少年団は、社会に奉仕するこころを大切にしています。
ひとりひとりの胸に芽生えた奉仕のこころは、たとえそれが小さな芽であっても、
やがては素晴らしい大輪を咲かせると確信しています。
奉仕活動は社会の一員として必要なことであり、交通整理、海岸などの清掃、街頭募金など、自らの意思で積極的に行われています。子供の頃から奉仕活動に参加していれば、奉仕のこころがあたりまえという意識が養われ、それだけ社会に対してやさしいこころを持った人間になれるということになります。

 

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【 訓練の間の楽しいひととき 】
きびしい訓練は、真剣な態度で行わなければなりません。
しかし、その合い間には楽しいレクリエーションも待っています。
レクリエーションの時には、皆がうちとけて、楽しく愉快なひとときを過ごします。
アイデアを生かした楽しいゲームやフォークダンス、声を合わせて歌ったり踊ったりすることは、
楽しい時間とともに団員同士のふれあいの場にもなるわけです。
レクリエーションのやり方や大勢の人が集まった時の親睦のはかり方なども自然と身についていきます。